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"elementum"
2nd full album out on 2011/04/06
[tracklist]
01.aqua
02.ventus
03.I'll (feat. Ikuko Harada)
04.hitofudegaki
05.terra (album ver.)
06.nathan road
07.bluemoon in Togakushi
08.ignis
09.500
including 9 tracks / total running time : 71:20
Penguinmarket Records/YOUTH INC.& Gumbo Groove : PEMY-015
2,500 yen (in tax)
2011年4月発売。
前作"
GAIA DANCE
"以来約2年ぶりとなる2ndフルアルバム。
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【reviews】
活動歴の長いバンドだが、彼らのパフォーマンスを初めて目にしたのはごく最近だ。昨年11月に所属レーベルのコンピ盤『World Penguin’s Carnival 2010』のリリース・パーティーで、会場は六本木Super Delux。もしかしたら、インタヴュー・ページで使用させてもらったライヴ写真が、そのときのものかもしれない。
彼ら=L.E.D.とは、佐藤元彦(ベース)、オータコージ(ドラムス)、加藤雄一郎(サックス)、横山裕章(キーボード)、塩川剛志(ギター)、Kakuei(パーカッション/スティールパン)、RYUDAI(パーカッション)から成る手練の7人衆である。
ジャズやハウス〜テクノを下敷きにしながらも、プリミティヴな生命力を宿したリズム。
エレクトロニカ風の繊細な音色をふわりと浮かべるシンセ/スティールパン。時にはオーガニックに揺らぎ、時には急流のようなスピード感を迸らせるギター。
それらが混然一体となったバンド・サウンドのなかで、エモーショナルに響き渡るサックス――いわゆるポスト・ロック的な手法でマッシヴに繰り出されるダンサブルなグルーヴと、壁面いっぱいに投影されたカラフルな色彩に取り巻かれ、私はそのライヴにおいて、簡単に言えば〈飛ぶ〉という体験をしたのだった。
眼下の景色を識別できるほどの高度で低空飛行しながら、次々と視界に飛び込んでくる遠大な風景を眺めているような――そんなイメージのなかに、私はいた。
それが、(PVなどは存在するものの)音だけで表現された場合はどうなるのか――?
私はやはり、刺激され続けるイマジネーションのなかにいた。
彼らのセカンド・アルバム『elementum』を聴いてつくづく感銘を受けるのは、とんでもない映像喚起力を誇る楽曲はもちろんのこと、その〈喚起された映像〉をより立体的に演出するミックスの素晴らしさである。
原田郁子をフィーチャーした先行シングル“I’ll”をはじめ、左右の音の散らし方、移動のさせ方によって想像上の視界をパノラマ化し、さらには二次元から三次元へと広げていく。
加えて彼らは、風景のみではなく、その風景をまのあたりにしている人――その人物の心の震えまでも、音のなかに封じ込めているように思う。
“aqua”“terra”といった、それ自体は感情を持たない不定形の物質や天体を描いた音のなかに、なぜだかピンポイントで刺さる、もしくは抑えがたく込み上げてくるエモーションが存在するのは、その〈風景〉のなかに〈人〉がいるからだ。
そして、その〈人〉とは、演奏している彼ら自身であると同時に、聴き手自身でもある。
本作には、ライヴで言うならVJにあたるフォトブックが付属していて、音像と想像力を結び付ける手助けをしてくれる。
ただ、私個人としては、まずは音だけを楽しむことをオススメしたい。
そうすれば恐らく、あなただけの最高に美しい情景に触れることができるだろう。
( 土田真弓 /
tower.jp
)
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雲の切れ間から差し込む太陽の光のような音楽だ。
植物に恵みを与える太陽の光を思わせる音の粒がキラキラと光り輝きながら降り注ぐ。
ここで展開されているそんなインストゥルメンタルの中にはロックが持つ力感とダンス・ミュージックが持つ高揚感、そしてエレクトロニカが持つ恍惚感がある。
これは様々なバンド/プロジェクトに参加している7人の日本人――ギター、ベース、ドラム、サックス、キーボード、パーカッション×2――で構成されるバンド、L.E.D.の2作目である。
この作品にはクラムボンの原田郁子を招いた、バンドにとって初となるヴォーカル・トラック「I’ll」が収録されており、このトラックは原田の繊細な歌声が際立つ仕上がりになっているが、作品全体を通して聴いてみると、生命力に溢れたダイナミックな演奏の方が印象に残る。
その演奏から弾き出された音はどこまでもどこまでも伸びていくかのように鳴り響いている。
( Go Ozawa /
3055.jp
)
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日本のインストミュージックの流れそのものを修正する気概に溢れた、圧倒的に想像力豊かでエモーショナルな音。
2000年に結成された7人組のインストバンド、L.E.D.のセカンドアルバムは規格外の唯一無二っぷり。
エレクトロニカ、アンビエントからジャズ、ファンク、ヒップホップまで様々な要素を追い求め、独自のフィルターを通して再構築、オリジナルな位置に辿り着いている。
インストバンドだから歌詞はない(今作には原田郁子をフィーチャーしたバンド初のヴォーカルトラックがあるんだけど、これが本当に素晴らしい!!!)けど、バンドが今どういう感情なのか、それをどういう音にして、そこからL.E.D.の世界観をどう表すのか、という彼らの集中力からは強いポジティビティーを感じる。
世間一般にメッセージ性の強いロックが上で、インストミュージックが低く見られることが多いけど、フォーマットではなく、聴き方が重要なんだと思う。
あらゆる要素を飲み込んで、ステイタスのあるものをドレスダウンさせる。彼らの音楽に和やかさだけではないエッジがあるのはその為。
( 粂田直子 /
COOKIE SCENE
)
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ポストロック世代のエレクトロニック・ジャム・サウンドを鳴らしたファースト作で初期衝動を出し切ったのか、このセカンドではプログレッシブでありながらもポップスとしても機能する極上のサウンドがさらに洗練されて展開されている。
今回、一貫して感じられるムードはウエストコースト感。ジャズやハウスも吸収したアダルトたちによる第一級のインストゥルメンタルミュージックだ。
( 岩崎一敬 /
indies issue
)
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2,500円
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